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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第321章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ16


 ベッドに、横たえられて。二人に、まじまじと寝顔を見られてるの視線で感じる。ずっと狸寝入りをしている訳にもいかないから

 覚悟を決めて目を開けると


 言葉は無くても

『さぁ、翔センセ?何でも聞きますので、俺に(オイラ)に、何でも話して下さい』

 って言う感じが…


 イヤ、俺が、人に聞いて貰わないと、立って居られなくて、聞いて欲しくて

 
 自ら話し始めたのかも知れない…

 まずは父親の事から

翔「…で、 母と父に望まれて生まれて来たのだと。嬉しいと思う傍から、その為に、色々な人の人生を俺が変えてしまったんじゃないかとか…」


智「翔センセ… 誰もそんなこと思う訳ないじゃないですか」

翔「うん。父…校長先生にも、同じ事言われた… 父親といつか会う時は…ベタな、感動的な感じが良いな… とか思ってたのに… 自分で道を見つけて歩きだした。って思ってた… 母親の働き易い環境に…俺をの思い。父も、俺を息子と認識してからは守ってくれてた。恵まれた環境に置かれたり、苦しい時、逃げる癖があって…必ず悪い方向へ向かうのに…」


  和也side

 翔センセね。スーていう表現じゃない 。ダーって、音が聞こえてきそうな…涙を、止どめる事無く、流し続けているの

 その涙の理由が、本当に辛くて…悲しい涙だったんだ



 
 

 







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