蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第306章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 1
和也side
璃子(リコ)「カズ!でかした!アンタ初めて私の喜ぶ事したわね!」
和也「うるさいな。姉ちゃん!ん、な訳無いだろ?そんな事いったら姉ちゃんだって俺の喜ぶ事した事無いじゃんか!」
和乃(カズノ)「いい加減にしなさい!二人とも!… けど、カズがケーキ…明日は雪が降るかも。ねぇ?リコ?」
璃子「ねぇ?」
和也「失礼だな!」
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智side
朱莉(シュリ)「サトシ!ありがとう!アンタって!なんて役に立つ子なのかしら!」
智「姉ちゃん… 言い方…それじゃ誉めてんのか何なのか、分かん無いじゃん!」
朱実(アケミ)「全く!二人とも!… けど、ホントどうしたの?サトがケーキ買ってくるなんて…誤解しないでね?嬉しいのよ?」
朱莉「そうそう!」
智「紛らわしい言い方すんなよ!姉ちゃん」
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携帯にて
翔side
美優花『ねぇ、翔くん、学校とバイトきつくない?無理しないでね?』
翔「心配無いよ。美優花。今日さ、俺、初めてチーズケーキと、チョコケーキ作らせて頂いたんだけど… 二つとも売れたんだ!しかも1台ごと!」
美優花『良かったね!翔くん』
翔「ありがとう。美優花。お休み」
美優花『お休み。翔くん』
-プププー-
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オーナー『櫻井、たまたま売れただけだからな?調子乗んなよ?
』
翔「やっぱ、あのオーナーと店ではダメかな…」