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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第253章 追憶のキミ 16


翔side

 そして… 雅紀の副担任だという、松本先生とも

潤「初めまして 松本潤です」

翔「初めまして櫻井翔です」

って挨拶を交わして


翔「雅紀?」

 もう!何なの?って雅紀を軽く睨んでたら

 それぞれに、自分が俺と


『挨拶したいって言ったんだ』

 って謝られてしまって…


 その後は、それぞれ

 雅紀と、二宮さんと松本さんは課外授業の方へ


 左官の大野さんは、5月の下旬からお城の修復工事んでお城の漆喰を塗り治す為に


 『初めまして』

 って挨拶はしたけど

確かに、俺この人達知ってるな… って


 俺の状態からして

 二宮さんと、大野さん、松本さんを覚えているって言うのが


 不思議で…


 そして…

 この5人の取り巻く共通の何かが…

5人引き合わされた事で

 何かが動き出しているみたいだ… って感じたんだ


今は、それが何かは、分からないけど…

 
 でも… 俺のこの状態の謎が分かるんじゃないかって

 漠然と思ったんだけど…


「櫻井、天守閣に警備のヘルプに入ってくれ」


翔「はい」


 俺に仕事を教えて下さった先輩から

 俺のインカムに、連絡が入って
 
 俺は、天守閣へ


 そして… 俺達の運命は

 廻りだしてたんだ…

---

《灯台もと暗し…》



翔.和也.智.雅紀.潤(灯台もと暗し…?)


 突然流れて来た言葉…

あの日の

《イマガソノトキ》

と同じ声?


 その瞬間、あの日の様に

 ヒュルリッ

 風が吹いて…

 

 映像と感情が


 俺の

 オイラの

 俺の

 俺の

 
 

和也(思い出した!)

智(思い出した!)

雅紀(思い出した!)

潤(思い出した!)


  今度こそ… 助けてみせる!
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