蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第237章 ずっといっしょ…番外編4
お母さんは無事退院して、おじいちゃんおばあちゃんの所に住み始めたんだ
後日。病に倒れ亡くなった父の…… おじいちゃんと、おばあちゃんに初めて会う事が出来たの
『金輪際。関わる事はしない』
お父さんが亡くなった時に…… そうだよね?
おじいちゃんと、おばあちゃんの立場から言ったら……
僕達親子とは…… 関わりたくないよね?
幸乃(サチノ)「智絵さん。貴女の事許そうともせず…… 今までごめんなさいね」
翔次(ショウジ)「私達は良い年して。貴女がわだかまり捨てて翔の生まれた時からの写真を送ってくれるまで。許そうともしないで…… すまなかったね」
幸乃「今許して。謝って。逢わなければきっと後悔すると思って会いに来たんですよ。翔ちゃんと智絵さんに」
智絵「私こそずっと我が儘を通して。お二人方を苦しめて…… 本当にすみませんでした」
幸乃「翔ちゃん…… 写真で見るより可愛いわ」
翔次「幸翔に似ているかな? イヤ、智絵さんか…… 雰囲気は幸翔に似てるな」
翔「おじいちゃん、おばあちゃんお会い出来て嬉しいです。今度お父さんの子供の頃の話を聞かせて下さいね」
幸翔さんの忘れ形見である翔ちゃんと、涙して抱き合っているお二人
この日を迎える事の出来た姉ちゃん……
幸翔さんを想い泣いているお姉ちゃん……
智.和也「良かった…… 姉ちゃん
和也「良かったね…… お姉ちゃん」
翔「僕や、お母さんにね、表では、頑張ってるね。って言うけど……裏では……無自覚。思って無いよね? って人が多すぎって……だから無責任に人を傷付けても気が付か無いんだ……って思う事が多くて…… けど…… 和也くんと、智くんが……お母さんの事を……おじいちゃん、おばあちゃんの頑張りを認めてくれて僕、嬉しいんだ」