第228章 ずっといっしょ…26

　翔.和也.智side

　土曜日 PM19:30

　-リビングにて-翔勉強中

　マッタク翔ちゃんときたら…… 土曜の夜だよ？　俺と智にぃが二人揃ってさ。明日休みなんだよ？　

　カズの心の声聞こえて来たよ。本当だよね？　明日三人の休みが重なってるんだよ？　

　智「翔ちゃん？　遊ぼ？」

　翔「サトシくん？　僕に抱き付いて来るのやめて？」

　サトシくんと、カズくん さっきから僕に、チョッカイ掛けてくんの

　今はサトシくんが、 僕の事ギュッってしてきたから、振り返ってそう言うと

　翔「え？　カズくん？」

　あれ？　抱きしめてたのは…… カズくんで……

　僕は恥ずかしくて真っ赤になりながら、この前だって同じような事あったのに…… 僕って単純バカだったんだ……

　翔「グスっ。僕が邪魔なら言って？　どうしてそんな意地悪すんの？　サトシくん…… カズくん……」

　和也「翔ちゃん!　ゴメンね!　意地悪じゃなくて」

　智「翔ちゃん!　ゴメン!　意地悪じゃないよ」

　オイラ達必死で謝って……

　俺達必死で謝って……