蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第219章 ずっといっしょ…17
雅紀side
何で? 神様なんていないって分かってるけどっ。もう…… 本当にいるとしたら…… 恨むからね
一体いつまで俺と悠紀をっ、苦しめたらっ
ナンデコイツと…… もうガマン出来ない!
潤side
何なんだよ? 神様なんていねぇって分かってるけど。もう…… 本当にいるとしたらっ、恨むからな
一体いつまで俺をっ、苦しめたら……
ナンデコイツと…… もうガマン出来ない!
雅紀「あの日の事きちんと整理しないからいつまでたったって…… もう。こうなったら決着付ける! 父ちゃんと、母ちゃんの為にもっ! アンタ達親子が 俺達の車に衝突してこなきゃ…… 父ちゃんと母ちゃんは死ななくて済んだんだよっ!」
潤「は? 何寝ぼけた事言ってんだよ! もう俺も我慢しない! ここで決着付けるんだ! あの日の事きちんと整理して…… じゃなきゃ…… アンタら家族が俺達の車に追突してきたんだろ? だから母さんは死んだんだ!」
和也side
事故ってあの日の事故の事…… だよな?
和也「智にぃ。10年位前の○○県での交通事故覚えてる?」(小声)
智「ん? あ…… あ、あの……?」(小声)
智side
マジか…… オイラも記憶力は良い方だけど…… カズは何て言うか……
智「あの時、カズが言ってた?」
和也「うん」
雅紀.潤side
(何だよ二人してコソコソと)
雅紀.潤「なあ、言いたい事あんならコソコソしてんじゃねぇよ!」
和也「ゴメン相葉くん。キミは松本くんだよね?」
智「ゴメン潤。キミは相葉くんだよね?」
(セリフが重なった……)
潤「何で? 貴方俺の名前知ってるんすか?」
雅紀「何で? 貴方俺の名前知ってんの?」
智「あの取り敢えず落ち着いて席に着きませんか? ずっと立ったままだから……」