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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第182章 エースの涙 9


 ん? 翔何撮ってんだ? 

 翔のトコには、二宮、大野を含めた一年生達。一人一人に細かくアドバイスしてて

 俺のトコには三年の白井、二年の相葉を含めた5人


 そして…… 三年の橋本の所に二年の種橋と井出。橋本は、1年の時から俺の事を敵視してくるって言うか……

 その3人をビデオカメラで撮りながら険しい表情した翔


 流石だな翔。それを使えば……


 潤「橋本!今連携プレーの練習してんだよ!ショートの相葉から来たボールを受け取ったセカンドのお前がファーストの種橋に送球して成立すんだよ! 何でお前のとこで一瞬の間があんだよ?それじゃあ、相手チームのランナーに 一塁を許すじゃねぇか!」

 橋本「だって、相葉の送球がさ…… 俺との呼吸が合わねーから、俺も種橋に投げるのが遅れれるんだよ!」

 潤「あ?」

 良いのかよ?そんな事言って……

 潤「翔!ビデオ再生頼む!」

 翔「はい」


 視界の隅で、いつもは明るい相葉が悔しそうな表情していて……

 潤「橋本、種橋。これを見てもそんな事言えんのかよ?相葉に原因があるんじゃ無くてお前達だろう?」


 櫻井先輩…… 俺にアドバイスしながら、ちゃんと今のこと見逃さないで、相手が反論出来無い様にきちんと証拠も抑えて……

 和也「凄いな櫻井先輩」

 智「だよね? 凄いな櫻井先輩。相葉先輩もホッっとした表情してんね?」

 雅紀「潤先輩ありがとうございました。翔ちゃんにもお礼言って来ます」

 オイラ良かったって思ったんだけど……


(和也)松本先輩が見せたビデオを見ながらさ、種橋先輩顔色を変えたんだけど……

(智)何だろう?橋本先輩さ微かにニヤって笑ったんだよ…… 

(雅紀)潤先輩も翔ちゃんも本当、格好イイナって…… 橋本先輩の理不尽な言い掛かりにさ


 雅紀「翔ちゃんありがとう。俺悔しくて…… 何言い出す分かんな無いトコだったよ」

 翔「相葉くんの送球の的確さは、毎回ほぼ同じ所にさ。橋本先輩が取りやすいボール投げてんのにわざと遅らせて。悪いけどあの人とは関わりたくない……」


(和也)櫻井先輩? 

(智)櫻井先輩? 

(雅紀)翔ちゃん……

(潤)翔……


「何サボってんだお前達っ!?」

(和也.智)誰? 

 櫻井先輩達は知ってんの?顔色が

 橋本先輩はニヤ付いてる? 





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