蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第681章 涼やかな風.美しき優しい華(花)たちへ 2 恋人達編7
気が付くと、二人に 綺麗なお湯で 暖められたタオルで綺麗に体を拭かれてた。
なんか、すげぇー恥ずかしい。
初めて結ばれた日。 あまりにも濃密すぎて……
サトも、カズも。ニコニコテカテカしてるし。
和也.智「大丈夫?ショウちゃん?」
若干ニヤつきながら心配されてもさ。
翔「ダイジョウブ……じゃない」
俺だけ声が枯れてるって……
たくさん叫んだし……
翔「…… 初めてだったのにさ。手加減しろよ」
思わず八つ当たり。
智.和也「ゴメンね。ショウちゃん」
反省の言葉と表情が ちげぇーし。
翔「…… ありがとうサト、カズ。俺を救い出してくれて。 これからも 三人で仲良く頑張っていこうね」
和也.智「ショウちゃんっ」
叫んだかと思うと、カズに左から、サトには右から抱きつかれて。
大号泣している二人が、愛おしんだ。
急な変化に疲れちゃって。三人してわざわざ狭いシングルベットに一緒に入ってさ。
翔「俺達ってバカみたい」
俺の呟きにサトとカズは笑って。 俺はその声を聞きながら。眠気に抗えなくて
静かに目を閉じたんだ……
智「愛してるよ。翔ちゃん。永遠の愛を誓うよ……」
和也「愛しています。翔ちゃん。永遠の愛を誓います……」
目は閉じてるけど 、半分寝て。半分起きてる状態みたいな感じで、俺フワフワしてた。
サトとカズが、 俺の唇にキスをして、永遠の愛を誓ってくれたのを遠くで聞きながら……
俺も
愛している。カズ。永遠の愛を誓います……
愛している。サト。永遠の愛を誓います……
二人に永遠の愛を誓ったんだ……