第2章 ジェルくんと♡
ジェル「○○〜♡」
『んっ、なにぃー。』
後ろからベタベタと抱きついてくるのは
私の…彼氏のジェルである。
ジェル「さっきからキッチンで何作ってんの?」
『……甘いもの食べたくなったから、ケーキ作ってる。』
ジェル「へぇー……できたら一口ちょうだいね?」
『はいはい。できたら呼ぶからそれまで
作業してて!』
ジェル「えーー、しゃあないなぁー、終わったらちゃんと呼んでな?」
『はいはーい。』
ケーキ…甘いもの食べたいから作ってるとか言ってるけど、本当は、、、ジェルが最近疲れてるとか言ってたから…疲れた時は…糖分取るといいとか言うから
ケーキ…久しぶりに焼こうかなって。。。
クリーム…こんなんでいいかな。
ケーキのスポンジも焼けたし
後はトッピングするだけ……。
『あとは苺のせたら………できた…。』
写メっとこ………
パシャッ
『よし…ジェル呼んでこよ。』
『ジェル〜、ケーキ焼けたからおいで〜』
ジェル「おおーー!今行く!!」
私はキッチンに戻って
紅茶を注ぐ。
ジェル「ん、紅茶は運ぶの危ないから
○○はケーキ持ってきて、な?」
『…うん。』
なんか、こういう所で彼女扱いとか
さり気なくしてくると
ちょっと、嬉しい……………。
よし、ケーキ持ってこ……。
ケーキをキッチンまで運ぶ。
ジェル「○○!!まって!そこ!コードあるから!」
『へ…?』
ズッテーンッ!
盛大に転んでしまった。
やってしまった。。。
『……………うぅ………。』
ジェル「あー、やっちゃったなぁ………。」
『あぅ〜………ジェル〜』
ジェル「やっちゃったぁ、痛かったなぁ、ごめんなぁ(ヨシヨシ」
『クリーム……べとべと………』
どうしよ……食べられなくなっちゃった。。。
ジェル「心配しなくても大丈夫、そのまま食べるから。」