第1章 なーくんと♡
『なーく……』
あ、今なーくん配信中だった。。。
配信の邪魔しちゃだめ。。。
『はぁ……。』
にゃぁ〜
『ぽむ、しなもん、おいで。。。』
ぽむとしなもんを膝の上に
乗せる。
『いい子だね。(ナデナデ』
………なーくんがすとぷりのために
配信とかイベントとか頑張ってるのは
わかる。私もそこはしっかり応援したい
だけど。。。
せめて、一分だけ、少しだけでいいから
イチャイチャしたい……なぁ。。。
『なーんて………ね。』
そりゃぁ、私だってさ
やっぱ、そういうこととか思うことは
あるわな。。。
『んぁ〜〜』
言葉にできない感情を全力で表現した
発言である。。(語彙力)
プルルルルルルルップルルルルルルルップルルルルルルルッ
『ふみゃぁっ?!(ビクッ』
なっ、なんだよ?!
びっくりしたよ?!
誰だよ?!
そう思って恐る恐る携帯を見る。
【 ジ ェ ル 】
お前かよっ!!
そう思いながら電話に出る。
『もしもしー、なにー?』
ジェル『もしもーしっ!』
『うるさいわww』
ジェル『今暇ー?』
『ん、まぁ、暇だけど何?』
ジェル『カラオケ行かん?』
『今から?』
ジェル『ん、あかん?』
『えー…もう9時なんですが。。。』
ジェル『ネタ動画撮りたいねん。』
『んー……仕方ないなぁ。。。』
ジェル『早く来いよ!!』
『はいはい!!』
そう言って電話を切った。
とりあえず、なーくんにラインを送っとこ。
ピコンッ♪
ななもり「ん?」
リスナー:どしたー?
リスナー:ぴこん?
ななもり「あ、ごめんねーラインラインーw」
私【ちょっとジェルとカラオケ行ってくるね。】
ななもり「………………」
ななもり【わかった、夜だし外暗いから気をつけてね。】
私【うん、大丈夫。ありがと。】
ななもり「よいしょっと、ごめんねージェルくんにカラオケ誘われちゃってwww」
リスナー:ジェルくんwww
リスナー:カラオケいいなー
よしっ、これでいいかな。
んじゃ、
『行ってきます。(ボソッ』