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きつねづき ~番外編~

第21章 雨


嫌な、夢を見た

さえりが居なくなる夢

背中がだんだん遠ざかっていく

呼び止めたいのに声は届かない

必死で手を伸ばす

その伸ばした手は、何故か透けていた

それに気付いて息をのむ

止められないのか

強く、拳を握りしめた


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