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〘上杉謙信R18〙色褪せぬ愛を紡ごう

第13章 ✼碇草✼




「はい…っ…んんっ…ぁっ…!」


「っ……」


結の爪が背中に立てられる。
結は普段出来るだけ爪を立てるまいとしているが、今日はそれを考える余裕すら無いようだ。


(この痛みさえ愛おしい。もっとつけてくれ……結)


生きているのを実感できるのは俺も同じこと。
結の中は熱く、俺が動くたびに狭くなる。
くっついていれば心臓の音が聞こえて、熱い吐息が耳を掠める。


「やあっ……!!」


下から突き上げると、小さな体を震わせて甘美な声をあげる。


「達していい」


「あっ、ぁ……!!」


達した結はぐったりとしながらも、潤んだ瞳でこちらを見つめてくる。
頬に口づけると、汗と涙が混じったような味がした。

俺自身も限界が近づいてきて、結の中に入ったまま再度腰を動かす。


「ああんっ!けんし、さまっ……」


「はあっ……結っ…」


結は中を締め付けながら自分で体を動かして快感を求めてくる。
辛うじて残っている理性をかき集めて、思いっきり腰を振りたい気持ちを抑え込んだ。


「くっ……!出すぞ、結…!」


「あぁ……————!!」


大きな快感に襲われ、再び達した結の中に白濁を注ぎ込む。その中は、結の息遣いと同時に波打っている。


「体は大丈夫か?」


「は、い……」



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