第2章 フタリのキモチ
ピピピッ。
こんのすけ『主様。こちら本丸でございます。聞こえますか?』
「はいはい。聞こるよ、コンちゃん♪」
こんのすけ『別部隊より、主様のいる方角に二体逃げ込んだようです、東北に向かって追撃をお願いします』
「・・・了解っ」(フッ)
ピッ。
「加州!東北に敵部t・・」
加州「・・・しっ。下がって、主」
ザザッ
敵隊「グルルル・・ッ」
「・・・・へぇ。どうやら遅れをとったのは私たちみたいだね、加州」
加州「探す手間が省けて丁度良いんじゃない?」
「敵は二体。加州、いける?」
加州「余裕でしょ・・はぁあっ!!」
ザシュッ!!
敵隊「グルルル・・ッ」
加州「・・・ちッ」
まだ人の体に慣れていないせいか、思ってたよりもダメージを与えられてないな・・。
「かしゅー!まだ本調子じゃないんだから無理しちゃダメだよーっ!」
加州「わかってるよっ!・・・ってなにしてんのアンタ!?」
少し主の声が離れてると思って見てみれば、主は木の上に腰をかけて扇子を広げていた。
(確かこの人、出陣する前に自分の戦闘能力を自慢してなかった?!)
「あはは~!ごめん、加州!私の武器、対敵用じゃないんだよね」
加州「はぁ!?じゃあその腰にある刀は飾りなの!?」
「うん。飾り」(ニッコリ)
加州「えええええ!?」
「ほらほら!前見て!・・くるよ!!」
ザシュン!
加州「・・クッ!」
もともと戦闘要員と思ってはなかったけどさ!!!
「加州!後ろ!!あああっ!前からも来てる!!かしゅーにげてーっ!!」
加州「・・・・・・・・・」
うぜぇあいつ(素)