第2章 フタリのキモチ
加州「・・俺一人じゃ心配だった?」
実践もないし、信頼もない。
使えるかどうかもわからない初期刀。
主にとって、
そして俺にとっても、今回の初陣は己の力を示す絶好の機会。
それは分かってる。
「・・・・・」
少し視線を落とした俺には、ウーンと背伸びをすると俺の方へと体を向けた。
「加州。刀剣男士の使命については昨日教えたよね?」
加州「・・歴史修正主義者から史実を守ることでしょ」
その為に、今後は俺以外の刀剣男士も続々と増えるんだろう。
その中にはきっと扱いやすくて主と相性のいい奴もいるかもしれない。
「そう。そして加州は私にとって初めての初期刀!だからすっごく嬉しいんだよ!」(ニコッ)
・・・え?
加州「嬉しい・・?」
「うん!だから一振りでの出陣なんて危なっかしくて見てられないよ!私の大切な加州が傷ついたらどうしてくれんのさっ!」(プンプン)
加州「~~~ッ////」(カァア)
た、たた大切って・・!!
加州「お、俺だって刀剣なんだから例え一振りでもそこらの敵なんかには負けなるわけないだろっ!」
「まぁ今回は他の審神者たちが取りこぼした残党狩りのようなものだから数は少ないんだろうけど・・ん?なんか加州、顔赤くない?」(キョトン)
加州「あかくないっ!!」(ムキー!)