第8章 大阪城攻防戦 ~ 一期一振のキモチ ~ 上
~視点~
ザザザッ。
??『・・・契約をしよう』
『・・え?』
??『決して楽な道のりではない。でもお前は===を取り戻すんだろう?』
それはまるでノイズ音のように、心に語りかけてくる。
『これじゃあまるでただの物じゃない!!!!!!!』
??『・・・いや。ただの物なんだよ、俺たちは・・・』
ザザッ。
??『・・思い上がるなよ、審神者のまがい物が』
ザザザザザザ・・・・。
心の中に流れる言葉に心が喰われそうになるのを必死に抑えるように、ひたすらに最後の扉を目指した。
「はぁはぁはぁ・・・っ」
加州「あんま無理しないほうがいいよ、主。さっきので体力消耗してるんだからさ」
「・・ん。分かってる」(グッ)
でも、立ち止まる訳にはいかない。
「一期一振は私の記憶を持っているのは間違いなさそう。近づくたびに、記憶が私の中に流れ込んでくるのが分かる・・」
堀川「主さん・・・・」
加州「ある程度の想定外は考えていたけど、本当に今回は何が起こるか分からないな」
次郎「ちょっとアンタ大丈夫かい?もし倒れたらアタシが担いであげようか?」
「・・ふふっ。その時は頼りにしてるよ」
まぁ、本当に倒れるわけにはいかないんだけど。
それでも気遣ってくれる優しい想いは、確かに私の両足を奮い立たせてくれる。
鶴丸「俺は主にも分からない驚きがこの先に待ってるかと思うと、心が踊るけどなあ!」(ハハッ!)
「こーらっ!太刀はただでさえ室内戦不利なんだから、気を抜かないようにね?」(メッ)
鶴丸「~~っ!?あ、あぁ!!・・わっ悪かった!」(アセッ)
こそこそっ。
鶴丸「おっおい光坊!」
燭台切「どうしたんだい、鶴さん」
鶴丸「主が俺と目が合ったのに倒れないぞ!?」
燭台切「えっ!本当かい??」(ビックリ)
鶴丸「もしかしてあの変な体質が無くなったんじゃ・・!」
燭台切「うーん・・、たぶん集中してるからじゃないかな」