第5章 せせらぎのキモチ
夜、眠るといつも夢に見る。
燃える炎。
叫び声。
揺れる視界。
??『・・・ご容赦下さい』
『ダメだ・・ダメだよ。そんなこと・・許さないから』
むせ返るような熱気の中でも、溢れてくる涙。
彼から目を離してはいけないのに。
滲んで霞んでしまう視界。
??『・・ほら。しっかりしなさい』
優しい眼差しのまま彼が私の頬に流れる涙を拭う。
彼の手にそっと自分の手を添えると、
私は睨みつけるようにジッと正面から彼を見据えた。
『~~~~~』
言葉が闇に溶け込む。
届かない言葉。
(行かないで・・・ッ)
何度も何度も心で叫ぶのに
届かない。
??『・・・断ち切りなさいッ!!』
ダメだ。
ダメだ。
ダメだ。
ダメだ・・ッ!!!
「行っちゃダメ・・・!!!!!!」