第4章 審神者のキモチ
“だけどね”
安定「人間が間違えることも僕たちは知っている」
「・・・そうだね」
安定の横顔が刀剣らしく真っ直ぐと前を見る。
加州「・・せっかく人の形で主と会話出来るんだし、今までの主には言えなかった分」
加州・安定「「今の主にはどんどん口出させてもらうよ!!」」
「なによそれ」(笑)
安定「一人じゃ無理でも、みんなで考えればきっとより良い道を選べると思うんだ」
加州「安定一人じゃすぐに歴史改変しそうだしなぁ?」
安定「しっ、しないよ!!・・・たぶん」
「いや、そんな簡単に歴史改変しちゃダメだから!!!」
どんだけの未来に影響あると思ってんのさ!?
加州「・・主」
隣で加州が私の顔を覗き込む。
加州「・・大丈夫。俺たち刀剣男士は何があっても主の味方だよ」
優しい眼差しには不器用に微笑んだ。
言いしれぬ予感が背中を押す。
御影『・・・あれ、チートしてるよね?』
『は?喧嘩売ってんの?』
御影『いやいや、全くそんなつもりはないよ。むしろ逆。俺はさんに興味があるんだ』
御影『・・・・気付いてた?君、演練中ずっと監視されてるよ』
『~~~ッ!?』
御影『君の初期刀は“ワケあり”なのは間違いない。そして今の反応からしてさんはそれを政府から聞かされていない。そうだろ?』
『・・・確かに、加州が他と違うことは気付いてた』
だって、どんな戦闘を繰り返しても。
うちの加州清光は中傷以上になったことがなかった。
『でも、時の政府から監視は私だけじゃないはず』