第4章 審神者のキモチ
「・・へぇ。驚いた、久しぶりに男審神者を見たよ」
??「それすっげーよく言われる」(アハハ)
審神者の特性か面と向かって言葉を交わすことはあまりない。
何度か遠目で見かけたことはあったけど、
自ら挨拶に来た審神者は初めてだった。
「よく私の名前を覚えていたね、えっと・・」
??「俺は御影。戦う前に出陣メンバーの資料はもらうだろ?名前はそれで知ってた。それに・・・」
チラっと御影が木々の奥を見る。
御影「実はこれで4回目の演練なんだけど、知ってた?」
審神者レベル126でこれ見よがしに超レア刀を並べている奴を忘れるわけがない。
しかも刀剣男士たちのレベルもずば抜けて高い。
つーか、カンストしてる。
もちろんその3回戦ともこっちが惨敗をくらっていて
・・正直、逆恨みしている(落ち着け)
「知ってるよ。レア刀マニアの人でしょ?」
御影「そうそう。星の数ほどいる審神者から短期間で3回も当たるなんて思いもしなかったんだけど・・・俺ちょっと気付いちゃったんだよね」(ニッコリ)
無邪気な顔をして御影が笑う。
「・・なるほど。それで今回そっちのメンバーのレベルが低かったのね?」
御影「簡単に決着がついたら肝心の話が出来ないだろ?」
確かにレベル的にも初心者の私の部隊が勝つことはないけど。
こうも格下扱いをされるとイラッとする。
「・・・上級の審神者さんは随分と余裕かましてくれて優しいアドバイスでもくれるんですか?」(チッ)
御影「・・・いいや。俺が君に接触しようと思ったのはたった一つ、確かめさせてほしかったからなんだ」
確かめる・・?
御影「君のとこの加州清光」
「・・・・」
御影「あれ、チートしてるよね?」
「・・・・」
あぁ・・。
なんて腹ただしいんだろう。