第3章 相方のキモチ
燭台切「でも、どうして加州君は平気なんだろう?」
「うーーん・・・。それは私も不思議なんだよね。綺麗だとは思うんだけど・・」
燭台切「それ、本人が聞いたら喜ぶんじゃない?」
「ん?なんで??」
加州が綺麗なのは周知の事実でしょ?
山姥切「俺も思ったんだが、加州が初期刀なのと関係しているんじゃないか?」
「うーーん。相性はいいと思うよ?私の場合、心が通じ合わないと鍛刀出来ないから」
鍛刀のとき、
その刀剣の心の声と、ほんの少しの過去に触れる。
決して生易しいものじゃないし、それで全てが分かるわけじゃない。
だから、人の形になって本当は複雑な者がいることも分かっている。
そう、例えば・・・。
ドタドタドタドタ・・・!
バンッ!
安定「あるじっ!!!」
「・・・」
今しがた頭に浮かべた人物が勢いよく襖を開いて現れた。
大和守安定。
加州清光と共に沖田総司の愛刀として使われていた業物。
でも加州とは若干違い、今でも沖田総司のことを敬愛して止まない。
そして、なんとなくだけど私のことは主と思いつつ敬遠している。
・・・・と思っていたんだけど。
安定「清光が内番で暇なんだ!」(ニッコリ)
「うん。知ってる!」(ニッコリ)
だって二人がなかなか離れないから、ちょっと大和守だけで他の刀剣男士と交流してもらおうと思って☆
安定「だからさ・・・」
そうすれば大和守が本丸に愛着が湧いてくれるかなぁ~っと淡い期待を・・
安定「俺と稽古しようよ、主っ!!!」
淡い期待を・・・
「・・・・は??????」