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二次元の君と愛しき君へ【爆豪勝己】

第1章 現実に生きる君へ






家に帰って、コイツを装って、家族と夕飯を食った。



女の体を見るのは少し後ろめたい気持ちもあったが、さっさと風呂に入った。





この女の部屋を眺めていた。


俺のポスターが大きく貼られていた。


本棚を見ると、たくさん小説が置かれていた。


宿題ってどれだよ……。


机の本棚みたいなところにたくさん教材が置かれていて分からない。


「スタディ……これか?」


今日の宿題である英語の教材を軽々と解いていく。


前のページとか見ると、空白だらけだった。


どうやら、コイツは頭が悪いみたいだ。


目の前にある俺らが描かれたプリントクッキーの箱を手に取る。


中を開けると、全部入っていた。


俺の絵が描かれたクッキー、デクが描かれたクッキー、半分野郎や丸顔、メガネにオールマイトまであった。


全種類二枚ずつ入っていた。


食ったらアイツが戻った時に怒りそうだから止めておこう。


俺は可愛い可愛いベッドに入って寝た。


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