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二人のビー玉【文スト】[更新停止中]
第4章 太宰 中也 夏目 十五歳
太宰が扉の前で止まって顔だけを夏目の方へ向けて
「あ、そうだ。さっき言ってた僕に似た人って?」
夏目と森が同時に微笑浮かべ
「森さんだよ。」
「私だよ。」
「太宰、何故君は死にたい?」
「僕の方こそ聞きたいね。生きるなんて行為に何か価値があると本気で思ってる?」
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