第2章 桜色の約束
映画館を出て、近くのカフェでコーヒーを飲んだ。
すぐ側の席では、裕太の映画を見たのだろう…………
ファンらしき女の子達が、映画の話をしていた。
女の子A「玉ちゃんかっこよかった!!」
女の子B「うん、うん、ヤバイよね!」
女の子A「最後のセリフ、私も言われてみたい♡」
女の子B「私は藤ヶ谷くんに言われたい♡」
女の子A「これで次のコンサートまで、頑張れそうだよ」
本当に嬉しそうに話してた。
裕太、あなたの言葉が、あの子達に力を与えてる。
裕太の笑顔で、あの子達を幸せにしている。
裕太凄いね、本当に有名になったんだ。