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【リヴァイ】揺るぎない想いと誓い【進撃の巨人】

第3章 学校の正門


「昨日、これを落としただろう」

そう言って男が、ピンクの巾着袋を差し出した。

え?

……それは確かに私のものだった。中には学生証と献血カード、ポケットティッシュが入っている。

「あ…」

「悪いが中を見たぞ」

「いえ…、わざわざ届けてくださって ありがとうございます」

そうお礼を言って受け取るときに、先ほど抹消したはずの記憶が鮮明によみがえってきた。

この人は、もしかしたら… いやもしかしなくても、あの屋上の怖い人ではないのか。


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