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白の私、黒の貴方
第3章 アレン、入団する
しばらく森を歩いていると、なにやら空気を切るような音がする。
音の方へ歩いて行くと、そこには六幻を持ってトレーニングをしているユウがいた。
「相変わらず朝早くからトレーニングしてるんだね」
「そういうお前こそ、今日はやけに早いな」
「んーちょっとね……」
そう答えるとユウはそーかよとだけ言ってトレーニングに戻る。そして私とユウの間に沈黙が訪れた。
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