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白の私、黒の貴方

第4章 再会


びっくりして思わず足を止めてしまうと、向こうも私に気がついた。向こうは私のことなんて知らないはずなのに私と同じで驚いた顔をしている。

ただ立ち止まって見つめあってるだけ、激しい運動はしていないのに自分の脈拍が上がるのが分かる。しばらく見つめあってると、向こうから話しかけてきた。


「えっと……地元の人?」


「あっいえっ違います……」


「俺ら会ったこと……ないよな?」


「そう、ですね……(この体では、だけど)」


「なんか、どっかで見たことあるような……あんた、名前は?」
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