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白の私、黒の貴方
第3章 アレン、入団する
修練場に着くと、すぐに鍛練は始まった。おそらくユウはとてもイライラしてるのだろう。いつもより一撃一撃が重かった。
「すごい……イライラ…してる……ねっ!」
「俺は…あんな奴……大っ嫌いだ!」
「ふふ……知ってるっ……あっ!」
「………俺の勝ちだな」
「……はぁ、そうだね。参りました」
やっぱりユウは強い。私が忍術を使って勝てるか勝てないかくらいなのに。女型じゃ瞬発力はあるが、力がない。
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