第1章 だから男だっつの!
そして、今。
「すっげーエロ。
もう俺のチンコガチガチなんだけど」
俺は木兎の部屋のベッドに押し倒されている。
どうしてこうなった!!
強引に口を塞がれ、自身を布越しに扱かれて、頭が麻痺して来る。
「やっぱ、男なんだな」
外気に晒された自身。
触られて、半勃ちの状態だ。
「男だって何度も言ってるのだろ!?
分かったなら退けよ」
「やだね。
こんなになってるのに中途半端に辞めて良いのか?」
「うぁ、や、やめ...さわん...な...あっ」
上下に激しく扱かれ、涙が滲む。
「やぁ、あっ、いやだ...」
「すっげーガチガチになって来てんじゃん。
気持ちいー?」
「ふっ...う...ぼく...と...」
「んー?」
「はっ、おいっ、んっ」
自身が温かいものに包まれる。
「ひもちー?」
「やぁ...舐めんな...ぁ...」
「エンロイなぁ...ビクビクしちゃって。
イキそ?」
「あっ、やっ、もっ...無理ぃ」
目の前がチカチカする。
「うあぁぁぁ...!!」
最悪だ。
木兎に、男にイカされた。
「もい良いだろ?
満足しただろ?
ってなんで勃ってんだよ!変態!」
木兎のモノは、ズボンの上からでもハッキリ分かるぐらい勃起していた。
「あんなエロイ姿見せられたら、そりゃ勃つだろ」
だから、勃って当然みたいな顔すんなって!
本当に意味分かんないから!