• テキストサイズ

【イケメン戦国】ー悠久の時の中でー

第1章 タイムスリップ⁈




「あ、、、明智光秀、、、?」

耳を疑った。
明智光秀って、主殺しで有名な武将だ。

つまり、、、戦国時代の人。


(考えられる可能性は二つ。
歴史物のドラマの撮影の邪魔をしてしまった。
もう一つの可能性は、、、)

「タイム、、、スリップ、、、」

「は、、、?」
一瞬、琥珀色の瞳が見開かれる。
「たい、む、、、?なんだ、それは」

その表情に、二つ目の可能性が高いと知る。

「光秀?まさか、拷問なんかしてねぇだろうな?」
格子の外に、また男の人が現れる。
「秀吉か。何故来た?」
明智光秀が身をかがめて牢を出た。
「秀吉って、、、豊臣秀吉⁈」

思わず叫んでしまった私に、豊臣秀吉が目を向けた。
「確かに俺は豊臣秀吉だが、、、お前は誰だ?どうして俺を知っている?」

「なぁ、秀吉。どこかで同じようなことがなかったか?」
明智光秀がニヤリと笑う。

「ああ、、、舞の時だな。」
(舞、、、?人の名前、だよね、、、?)

「それより、はぐらかすな。女、名前は」
「、あ、真谷幸帆です」

「幸帆、お前はどうやって広間に入り込んだ?」

(広間に、、、?)
「どういうことですか?」

「さて、、、忘れているのか、しらばっくれているのか、、、」

明智光秀が目を細める。

「幸帆、お前は広間での軍議の最中に、急に落ちてきたんだ。

覚えてないのか?」

(、、、全然、記憶にない、、、)
/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp