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【イケメン戦国】ー悠久の時の中でー

第1章 タイムスリップ⁈




「、、、んっ、、、んん、」
気を失っていた。
それに気がついたのは、目を覚ましてからだった。

どこか遠くで、人の声がする。
そっと重い瞼を開けると、見慣れない景色が飛び込んできた。
(ここ、、、どこ?)
慌てて記憶を手繰り寄せる。
(そうだ、私!)
車に轢かれそうになったことを思い出す。
パッと体を見るが、どこにも怪我はない。
(事故って無傷、、、?)
でも、無事ではなさそうだった。
私がいるところは、地面も壁も土だ。
土の上にござが引いてあり、私はその上に乗っている。
三方は土壁で、もう一方は木でできた格子。
漫画とか、時代劇で見るような牢屋だった。
(こんなとこ、、、まだあるの?)
そもそも、なぜ牢屋に入れられたのかわからない。
(車に轢かれかけたのが原因、、、?)
だとしたら、おかしい。
いくらこっちが不注意でも、私は飛び出したわけでも信号無視をしたわけでもない。
この場合、悪いのは車のドライバー。
少なくとも私はそう覚えてる。
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