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【イケメン戦国】ー悠久の時の中でー
第1章 タイムスリップ⁈
そこまで考えて、ふと周りに意識をやる。
後ろの男子集団の会話は大分とんでいて、
私は結構な時間物思いにふけっていたようで、
慌てて手元の本のページをめくった。
でも、後ろが気になる。
そうして、後ろばっかり気にしていたからだろうか。
いつもなら気付くはずの、車の音に気づけなかった。
ものすごいスピードで走ってきた車が目に入り、
私はぎゅっと目を閉じた。
その瞬間、雷の音がすぐ近くで聞こえ、
私の体が宙に浮く感覚がした。
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