第1章 けんか[東海てつや]
「花見がしたい!」
今日の撮影が一段落しみんなだらだらし始めた時、は急にそう叫んだ。
・・・・・
謎の沈黙が続き、沈黙の原因を作った彼女は長い時間だと感じた。
数秒が過ぎ、
「断る。」
その沈黙を破ったのは東海オンエアのリーダーてつやである。
「なんでぇ!」
は裏返る声で理由を求めるがメンバーなら理由はもうわかりきっている。
「めんどいから。」
その言葉を聴きはしってたというような顔をして、ヤダ!行きたい!っと反撃するが、てつやは一行に意見を変えようとしない。
すると、
「てつや、いいんじゃない?今の季節しか出来ないことだし。」
賛成の声を出したのはりょうであった。
「りょうくんわかってる!てつやとは天と地の差!好き!結婚しよ!」
と、りょうを称える。最後の言葉はいつものことである。
「わしは地と言われようが泥と言われようが絶対行かん!」
断固虚偽するとてつやに反対の声が降り注ぐ。
「なんでそんな断るかね。」
「てつやは俺らと花見行きたくないん?」
「うわ、てつやサイテー」
「てつやも行こうよ。」
順にとしみつ、しばゆー、虫眼鏡、ゆめまる。
彼らも花見にいくそうだ。
「とにかくわしはめんどくさいん
ここでてつやの話は切れ、が被せて話だした。
「てつや.....私のこと嫌いなん。」
「は?」