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汚れたセカイ 【文スト】

第18章 これからを話そう


「何処行くんだよ」

廊下を無言で進んでいく白。

「白」

「…私が好きなのは、最初から中也だけだよ」

「…」

「初恋以外は全部中也に捧げてるよ」

「…」

「その二つは、信じて?」

「…初恋って」

「中也は姐さんでしょ?」

「なっ」

何でそんな事、

「私の初恋は、聞いて驚け。安吾だよ」

はあ?教授眼鏡?

「…マフィアで面識無いよな?」

「政府で訓練してた時の同期みたいな?って云うか憧れみたいな」

政府で訓練??

「…あ、此処。久しぶりに来たなぁ」

着いたのは、よく来た会議室だった。

「…ちゅ

「この四年の間何回帰国した?」

聞きたい事は色々あるが、取り敢えず。

「一回」

ギロッ

「…目的は、太宰にお願いした事を果たしてくれてるか確める為」

「何で太宰なんだよ」

「…私居ないけど、中也大丈夫かなって。……中也が可笑しくならない様に構ってあげて?って」

「…四年前太宰がウザかったのが悪化したのはその所為か……」

「本当は後二年位研修あったんだけど、太宰が 「僕組織追い出されるかも」 とか云うから無理矢理終わらせて帰って来たの
 中也に会ったら研修ほったらかして戻りたくなっちゃうの判ってたから、研修終わるまでは。って。……ごめんね」

「…真面目」

「へ?」

「手前俺の事真面目云ったけど、手前の方が真面目だからな?」

「中也は真面目って云うかマメだよね」

「…政府で訓練って」

「ん…私の生い立ちがさ。その…」

云い淀む程なのか。

「…どんなのでも聞く。凡そは想像もつくしな」

「うん…」
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