第18章 これからを話そう
side 中也
コンコン
「俺だ、入るぞ」
「おや、白ちゃん。久しぶり」
「久しぶりです。広津さん」
「黒蜥蜴も全員居るのか」
「中也さん」
「おう、立原コイツは…」
「お久しぶりです。白さん」
「は?」
「あ…」
「立原、もう一度云え」
「中也さん」
「その次」
「お久しぶりです。白さん」
「…立原が来たのは白が居なくなるより後だよな…?」
「白さんと初めて会ったのは、一年半前です」
「一年半前?」
白の顔を見るとしまった。と云う顔をしている。
「白さん、俺、十人長なりました」
「そっかぁ…出世したね」
こそっ
「…中也さん」
「芥川か」
「…白さんとは、どの様な関係で?」
暗に関係が変化している事を察しての質問だろう。
「補佐で、恋人」
カチャっと入ってきたのは金髪美人…
「はっ、噂の白さんですか!?」
「樋口」
「噂の樋口ちゃん。初めまして。宜しくね」
「此方こそ宜しくお願いいたします!」
キャー!とか云って白の腕をブンブン振り回している。
「……」
スッと音もなく来たのは
「あ、銀ちゃん」
白と銀はコソコソ何か話している。
「……了解」
「何を話してるのだ」
「内緒」
こくっ
「……」
「そろそろ俺戻るな?」
「じゃぁ私も此処で」
「…中也」
「あ"?」
「…もう少し時間ある?」
「あるけど」
「一寸付き合って」