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汚れたセカイ 【文スト】

第18章 これからを話そう


side No

「…何処行くの?」

「姐さん処だろ」

「…中也が森さんの処行ったら直ぐ戻って来いって云うから」

「…」

本当はもう離れたくなくて、でも立場とか諸々で云えなくて。な中也と
汲み取ってあげたいけど、自分も同じ気持ちだけど嬉しくて態と揶揄うような真似をしちゃう白ちゃん。

コンコン

「姐さん、俺です。入ります」

「姐さん、帰国しました…」

「白かえ、お帰り」

花が開いたかの様に笑顔を見せる。

「…姐さん、ただいま」

かと思ったらスッと表情を消し、

「中也、出てけ」

「え」

「白を一人占めする時間が多少あっても良いであろう?」

「は、はい…」

中也が完全に居なくなったのを確認すると

「お帰り。上手くいったかえ?」

「はい」

「それは善かった」

「姐さん」

「ん?」

「聞きたい事があって」

「何じゃ」

手招きをした姐さんの隣に座る。

「好きな人との行為って、あの、その…」

「よいものなのか?当たり前よ、白。好いた者との行為は何にも代えがたいモノなんよ」

「…同じ行為な筈なのに、気持ち一つで…」

かぁぁっと顔を赤らめつつ。

よしよしと撫でられるのをまるで猫の様に擦り寄る。

「…白は猫じゃな」

「?」

「気紛れで、愛らしくて、人懐っこい」

「人と時によっては噛み付きますよ?」

「妾には噛み付かんであろう?」

「如何して姐さんに噛み付くんですか?」

「ふふ、…中也がやきもきしておるだろう、行っておやり」

「はい」

「…白。大事にするんよ」

「中也をですよね、勿論ですよ」

「…否、主自身を、だな」

キョトン

「…白よ。そなたがそなたであればよいと思うのは、妾もじゃぞ」

「ねえ、さん」

「…早く行ってやり」

「はいっ」


「中也」

「ん、行くか」

「…次は何処行くの?」

「広津ん処」

「了解ー」
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