第13章 それは、足音
side 蓮
安定剤がお互いって羨ましいな。
抗争が一旦落ち着いて白さんと、中也さんと治さんがボディーガードで買い物に行った時、中也さんが
「中原さんって呼びにくいだろ。名前でいい」
「…中也さん」
「じゃあ僕の事も名前で呼んでくれ給え!」
「…治さん?」
「ついでに白ちゃんも呼んでくれていいのだよ!Repeat after me!」
「無駄に発音いいね」
「非道い!」
何て事があった。
最近は白さんが中也さんの家に行く時、私は治さんの家に泊まる事が多い。
いきなりお二人が来たり、なんて日もある。
そう云う時大体は白さんと治さんが仕事をして(治さんの仕事を白さんが手伝う感じ)中也さんと私が食事を作る。
「今日は何食いたい?」
「ピザ!」
「…コンソメスープ」
「和食」
「イタリアンだな」
「ええええ〜」
「蓮、作るぞ」
「はい」
「わ、短時間なのによくこんなに…」
「美味しそう!流石中也と蓮ちゃん!」
「冷めないうちに」
「いただきます!」
「あ〜美味しかった!」
「お風呂入れたけど如何する?」
「早いだろ」
「私もう一寸したら入っていい?」
「早ぇな。別にいいが」
「じゃぁ入る〜」
大体一番風呂は白さん。
続けて私が入って、中也さん、治さん。
今日も一日が過ぎて行く。
「ねえ白ちゃん!」
「…蓮ちゃん、その書類取って」
「は、はい」
「白ちゃぁ〜ん」
ギロッ
「…飲みに行かない?」
「は?」
「最近友人が出来たんだ。紹介したいな、って」
「未成年」
「僕達マフィアだよ?」
一寸考える素振りをした後
「…蓮ちゃんと中也連れて行くなら」
「白ちゃんならそう云ってくれると思ったよ」
「…」