• テキストサイズ

汚れたセカイ 【文スト】

第13章 それは、足音


side 太宰

「やっほー!安吾!織田作!」

「珍しいですね。太宰君が他の人を誘うなんて」

今僕が居るのは『Bar Lupin』何時もは示し合わせたりしないけど、今日は特別。

「会わせたい奴がいるんだろう?」

「そうとも!なんでも超美人の僕の想い人さ!」

「太宰君の想い人ですか。それは楽しみですね」

「上手くいくといいな」

「其れが残念ながら全然脈ナシなの」

なんてったって彼女は__なのだから。

「おや、太宰君のアプローチを受けても靡かない女性とは面白そうですね」

「どんな奴なんだ?」

「もう直ぐ来るよ」

カランカラン

「へぇ、いいBarじゃん」

「白ちゃん!」

「…あれ、白さんに中也君じゃないですか」

「あ"?…教授眼鏡かよ」

「…白さん…」

「大丈夫。太宰の友達だから変わってるだろうけど普通だよ。…多分」

「非道なぁ白ちゃん」

「さて、こちら座りますか?」


「ノンアルコールものと、ジュースを」

「ジュースは蓮ちゃんの分って判るけど…真逆白ちゃんマフィアなのに二十歳まで飲みませんって感じ?」

「…莫ぁ迦。飲めないの。アルコール弱いから…触れるだけで荒れるし…」

「…へぇ」

「確かめる?」

中也何飲むの?と何か聞いてて、

「はい、見ててね?」

一寸ほろ酔いの中也が白ちゃんの手を取る。

「中也はワインを一杯飲みました!その口でキスをしてもらうと…?」

中也の唇の形に赤くなる白ちゃんの手。

「は?!」

「触れるだけで拒否反応出るから。判ったかなぁ?」

「何やらせてんだよ!アナフィラキシーショックとか起こしたら如何すんだよ!」

「中也流石!格好いいよ」

「…」

座った順番は安吾、白、中也、織田作、蓮、太宰。

「太宰の想い人は蓮か?」

「違います、織田作さん。治さんが好きなのは白さんです」

にっこり微笑んで否定をする。

「…そうなのか。てっきり蓮だと思った」

「まぁ蓮ちゃんも可愛いけどね〜」

「治さんに褒めていただけるなんて嬉しいです」
/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp