第12章 龍頭抗争 2
何とか中也のセーフ・ハウスに来て、取り敢えず中也をお風呂に入れて食べたいか聞いたら、中也にしては珍しく
「何か…あっさりした腹にたまるモノ」
うどんしか思いつかなかったからうどんを作る事にした。
でもその前に、蓮ちゃんに連絡しないと。
「もしもし、太宰?」
『丁度家着いた所。変わるね』
「…もしもし蓮ちゃん?」
『はい、大丈夫ですか?白さん』
「あ…うん。ごめんね、有難う。それで申し訳ないんだけど、太宰の家泊まってもらっていい?汚いだろうけど変わってるけどいい奴だから。ついでに掃除とかでもしてあげて?」
『はい、ごゆっくり。こちらの事は心配しないで下さいね』
「…うん、有難う」
蓮ちゃんから代わったようで
「太宰?」
『うん』
「有難う」
『え?』
嫌がらせしたろう。
「治、有難う」
『っ!…あ〜敵わないよ。君には』
「お褒め頂き光栄ね。…中也の事は任せて」
『うん、宜しく』
「…蓮ちゃんに手ェ出さないでね」
『大丈夫、手なんか出さないよ。森さんと違って僕の守備範囲は16歳以上だからね。それなら相手に責任を…』
「最低ー」
『嗚呼ごめんって!』
「…何時もごめんね…」
『うん…』
「協力してもらってばっかり…」
『うん…君が謝る事じゃない。大丈夫だって』
「…もし、中也の気持ち汲みきれなかったら…」
『大丈夫だって。僕が間違えた事あった?』
「二週間前の…」
『あったな。今回は大丈夫だから。ほら、行きな』
「有難う…また連絡する」
『うん、またね』