第2章 始まり
午前は勉学、午後は稽古。
ある日、私はポートマフィアに連れて行かれた。
其処で幹部さん達に会って、正式な一員になった。
その後森さん__そう呼ぶようになっていた_の執務室で待っていると、
コンコン
「森さん、僕。中也も居るよ」
「入りなさい」
「失礼しまぁす」「失礼します」
入って来たのは同じ位の年の男の子二人。
「誰」
「ああ、白ちゃん今日は君のお友達になれそうな子を呼んだんだよ。太宰君と中原君だ。挨拶を」
「碧紅白。十五才」
「初めまして、僕は太宰治。十五才。異能は人間失格。君綺麗だね。僕を殺してくれないかい?スリーサイズも申し分無い。75、57、90!発育が良いんだね!是非その胸で僕を窒息死に!」
「手前っこの青鯖!何初対面の女子に云ってんだ!」
太宰とか云った子は包帯でグルグル。見てくれは悪くない。
もう一人の子は…茜色の髪に蒼い瞳。カッコいい。
「あー、…俺は中原中也。年は此奴と同じ十五。異能は汚れつちまつた悲しみに。…手前眼の色綺麗だな」
眼の色が綺麗?
「有難う、嬉しい。…宜しくね。中也」
その後私は、太宰__よくサボる、自殺癖がある、でも腕は確か、森さんのお気に入り_と組む様になった。
…中也がよかったな。と思うその訳は、
見覚えのある、カッコいいな子だな。と思ってしまうから。