第6章 彼女の秘密 N
訳が判らないと云う顔を向けてくる。
「チッ」
苛立って、盛大に舌打ちをしてしまう。
少し白がら怯えた気配がして、自分を落ち着かせるようにゆっくり言葉を紡ぐ。
「太宰を」
「うん…」
「家に泊めたって本当か?」
「っ」
狼狽えたな…本当って事か。
「っ如何して」
知ってるの。と続きそうだった。その台詞をぶった切る。
「太宰が!手前の寝顔付きメールを送ってきたんだよ!!」
「⁉︎」
「手前太宰嫌いだろ!何が如何なったら泊める事になる⁈」
「それはっ、森さんに能力教えてあげなさいって云われて、実演の方がいいかなって
「能力?能力っつったか手前」
あー…駄目だ。キレる。白になんてキレた事ないのに。
「Fusionを太宰に使ったって事かァ⁉︎!」
「ひっ」
結構本気でキレたから、怯えさせたのは判っているが。
抑えが効かねぇ。
「手前太宰嫌いだろ。何で家に泊めた?能力って事はキスしたっつー事だろ⁈」
「中也、きぃ…んん⁉︎…ふぁ…」
云い訳何て聞きたくない。白の口を自分の口で塞ぐ。
「ふぁ…ちゅぅ…んん…」
少し抵抗を見せるから異能で壁に押し付ける。
息を吸おうとして開けた隙間を逃さないように舌を滑り込ませる。
くちゅ…ちゅっ…