第11章 もう1人の自分
「私の気持ち…」
赤井「俺は沖矢昴の姿でもこの姿でもを愛してる。はどうだ?俺もの気持ちが知りたい」
「昴さんのことは大好きです。秀一さんは好きです。昴さんが秀一さんなのはわかってますが、昴さんの時には全く秀一さんを感じられないので…もっと秀一さんにも会えたら昴さんと秀一さんが同じなんだと感じられたら秀一さんも大好きになると思います」
赤井「そうか…。なら俺を沢山感じてくれ」
赤井は再びにキスをすると、唇の隙間から舌をねじ込み舌を絡ませる。
「…っん…っ…」
は突然のキスに驚くも、侵入してきた舌を受け入れ舌を絡ませる、
赤井「受け入れてくれてありがとう。出来ればキスから先もシたいんだが…」
「キスから先…」
『今、体を重ねたらジンとの事を思い出しちゃうかな…』
『ううん、あれはミスティア。私じゃない…』
『秀一さんにあの時、不安だったか聞きたかったけど、秀一さんの気持ちが聞けたし今は不安だったか聞けなくてもいいかな?』
『それを聞いたら私の事も話さなきゃいけないかもしれないし…』
赤井「嫌なら無理にとは言わない。でも、俺はこの姿でもと愛し合いたいと思っている」
赤井は考え込んでいるを見て、少し不安そうに呟く。
「嫌じゃないですよ。私も秀一さんとも愛し合いたいです」
赤井「同じ気持ちでいてくれて嬉しい」
赤井はを抱き上げると自室に向かった。