第9章 ポアロでバイト
「もしかして…鈴ちゃん?全然わからなかったよ。ごめんね」
『ベルモットだから鈴ちゃんって安直過ぎたかなぁ』
ベルモット「中学の同窓会を計画したいんだけど一緒に幹事やってくれないかなぁって誘いにきたの」
「同窓会かぁ。いいね!うん、やる!」
ベルモット「私、最近連絡先変わったから新しい連絡先渡しとくね。詳しくはまた連絡するから。ごちそうさま」
ベルモットは連絡先をに渡し帰って行った。
沖矢「さんのお友達だったんですね」
「中学卒業以来だから私は全く気が付かなかったけど…」
沖矢「僕ともあんな風に話して下さると嬉しいですね。あんな顔のさんは初めて見ました」
『あんな顔ってどんな顔?昴さんにバレないように頑張って話あわしてただけなのに…』
「そうですか?自分じゃよくわからないです」
沖矢「敬語じゃなかったから、そう感じたんでしょうか。僕に対して敬語が多いですから…」
「そうかもしれませんね。でもそれは昴さんもですよ」
沖矢「あ、言われてみればそうですね」
「昴さんが敬語なのに私だけタメ語っておかしいですもんね」
沖矢「そうですね。これに関してはお互い様ですね」
『良かった。ベルモットのことバレてないみたい』
何事もなく沖矢のバイト初日は終わった。
この日まで何もなかったから沖矢のの護衛も終わりになった。