第9章 シツコイのは嫌われる原因
【後日談】
《優香目線》
決闘事件から3日後のある日、私は買い物をしてた。そんな何でもない日に事件は起こった……。
「今日の晩御飯何にしよう…ん?」
なんか、視線を感じる…いや、気配の方が強いかな…とにかく誰か私のこと見てる…被害妄想なんかじゃない…穴が空くほど見られてる感じがする……まぁ、気にしないでおこう…
「今日の晩御飯はカレーがいいと思いまーっす」
「カレーかぁ…んー…シーフードカレーにしようか………………」
待って?待って待って待って?
どっから聞こえた?今どっから…そう思って辺りを見渡したら目が合っちゃった。路地裏から私をジーーッと見てくる1人の男が……
「…………何してんの?」
「俺は貴方の守護霊です、ガーディアンです」
「いや、それスト「ガーディアンです」……」
私はとりあえず顔面に一発食らわせてから逃走した。何アイツ!!超怖い!!
「優香さんは素直じゃないなぁ〜〜」
「おい、蘇芳……」
「……ゲッ、土方さん…」
「お前何仕事サボってガールズウォッチングしてんだコラァァァァ!!!
「やっべ、逃げろ」