第7章 攘夷集団とチンピラ警察
《優香目線》
「ななななななんですかあの人ら!?」
「武装警察【真選組】…反乱分子を即時処分する対テロ用特殊部隊だ。厄介ななのに捕まったな、どうしますボス?」
新八君の問いに逃げながら答えるコタ。
つーかボスじゃねんだよワレェ!!
「だーれがボスだ!!お前が一番厄介なんだよ!」
「そうよそうよ!アイツらが主に狙ってんのお前だから!このテロリスト!」
「テロリストじゃない桂だ!」
「うっさいわ!!」
「ヅラ、ボスなら私に任せるヨロシ。全行でも悪行でよやるかには大将やるのが私のモットーよ」
「わぁ、神楽ちゃんカッコいーい!何その戦国武将みたいなモットー!!ちょっと黙って逃げよーか?!」
お前らもう喋んな!!捌き切れないわボケェ!!
全員喋らず真っ直ぐ走れェェ!!
「おっじょうさん〜あっそびーましょっっ!!」
「きゃっ!!」
突然後ろから刀で斬りかかって来る輩がいた。
あっぶないなこいつ!!何考えてんの?!
「あっぶな!あっぶないわねアンタ!!」
「いやぁ、どうもどうも〜。貴方のような美人とお手合わせできて光栄ですよ〜」
光栄?こんなに刀ブンブン振り回してるような奴が思っているとは思えないんだけど?!