【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第11章 Hiss And Kiss ※
「漏らすほどだったようだな」
「・・・・・・ごめんなさい」
まだ下半身に甘い痺れを感じながらも体を起こしてリヴァイに抱きつくと、宥めるように背中をさすられた。
「だから謝ることじゃねぇ。第一、そうさせたのは俺だ」
「でも・・・こんな・・・やです・・・」
「俺は満足だがな。お前は本当に嫌だったのか?」
「・・・・・・・・・・」
サクラは困ったような顔でリヴァイから目を逸らす。
潔癖症の兵士長のベッドを汚してしまった自分が言える立場ではないのかもしれないが・・・
「・・・すごく、気持ち良かったです」
すると、リヴァイは優しい目でサクラに軽くキスをした。
「なら良かった」
実は少し悔しかった。
あの桜の木の下で抱いた時、2度とも信じられない早さで達してしまった。
ハンジとの約束でしばらく女を断っていたせいで、相当溜まっていた・・・というだけでは説明がつかない。
俺は早漏じゃねぇ・・・はずだ。
なのにサクラを一度もイカせることなく、自分だけ果てたというのが悔しかった。
でもこれで、気分は晴れた。
サクラの尻の下から、自分の膝の辺りまで広がっている染みを見つめる。
泣かせちまって悪かったな。
少しばかり、嫌な思いもさせてしまったかもしれない。
「サクラ」
でももう少し我慢してくれ。
今度は俺のモノでイカせる。
「今度は俺の番でいいよな?」
そう言うとズボンのチャックを下ろし、下着と一緒に脱ぎ捨てる。
腹につきそうなほど反り返ったペニスが勢いよく飛び出した。
「はい・・・」
久しぶりに見る、リヴァイの肉棒。
血管が浮き出て、先端から糸が引いている。
サクラが触れるとビクンと震えた。
どうしてこんなに愛しいんだろう。
いっぱい気持ち良くなって欲しい。
「大好きです、リヴァイ兵長」
チュッと唇にキスをすると、銀狼と同じ瞳をした男にゆっくりと押し倒された。