第2章 始まりは
さえりは先程とは違う意味で限界か来そうだった。
「はあっ、あっ、ああっ」
快感が押し寄せてくる。
「ああっ、もう、イきそう……」
「さっきイったのに、もうイきそうなのか。淫乱だな」
光秀の低い声が、耳元で囁く。
「いいだろう、存分にイけ」
長い指が、蜜壺と秘豆を刺激し身体の熱を掻き立てる。
「んあっ、イく、はあっ、あああーーっ!」
「まだだ」
「えっ、もう、だめ、許して、許してください」
「光秀様ぁっ」
いくらさえりが懇願しても終わらない。もう、溺れそうだ。
それは夜が白む頃、さえりが意識を手放すまで続いたのだった。