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Personne importante【気象系BL】

第7章 第七章 chapter7


「翔ちゃん…ただいま」

智くんが帰って来た
おれは、お帰りなんて言いたくなくて

『今何時?』
「え?あっ…」

冷たく返した

「ごめん…」
『3人とも待ってたよ。智くんが3人との約束破ると思わなかった…』

違う…こんなこというきなんてないんだ
喧嘩したくないのに
喧嘩腰になっちゃう

「あ…」
『いいよね…智くんは、俺に任せて時間忘れるくらいまで楽しく遊べるんだから』

そんなこと言いたくない
智くんが普段どんだけ頑張ってるかなんてそんなのわかりきってる
こんなの…最低すぎる

「違うよ!今日は本当にごめん」
『いいよ、遊んでも。でも、俺が智くんの一緒に頑張ろうって行ったのは、俺に任せて遊んで良いよって意味じゃない』
「わかってるよ…」

だめ、いっちゃだめ!
わかってるのに
もう止められない

『わかってないよ…わかってたら……家の前でキスなんてしない』
「!!」

俺は、なんて最低なんだろ…
智くんの顔が見れなかった…
智くんは、そのまま自分の部屋に帰っていった

俺は…
とんでもないことをしてしまった…

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