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Personne importante【気象系BL】

第4章 第四章 chapter4


俺は大野智をずっと好きだった

Jrのころに君と出会い恋をした

その頃智くんは京都にいたから俺の存在なんて知らない
でも、俺はずっと見てきたよ
いつもはやる気の無い感じでいるけど、真剣なスイッチが入ったら大野智という存在は大輪の花を咲かせる
君の才能と何もかもを包み込んでくれるその性格に俺は魅力を感じたんだ

でも、だんだんと成長するにつれて許されない恋だと知った
俺のこの思いだけで、智くんをしばれない…
諦めなきゃいけない恋だと思った

だから、俺は出来るだけ智くんとは離れた女性と付き合った…
それがゆりだ
でも…やっぱり好きなんだね
どこか智くんに似てたんだ…
料理がうまいとこも
なにかに集中すると回りが見れなくなるところも
なにより、いきなり約束がドタキャンになってもいつも受け入れてくれる優しさも

たぶん、
俺はゆりを本当には好きになら無い
ゆりには全部話して
それでも、俺のそばにいてくれた
ゆりには、失礼だってわかってる

でも、これが一番いい方法なんだよ
俺だと俺の好きな智くんの顔は出せない…
智くんには、しあわせになってほしい…


だって…好きだから…

でも、大丈夫
君には伝えないよ…
フラれるの目に見えてるし…
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