第8章 わたしの休日
渚「だってしずく、安室さんのこと好きなんでしょ?」
『ん?いやいやいや、どうしてそうなった?』
何を言ってるんだ渚は。確かにキャラとしては勿論好きだが、その"好き"と恋愛感情は別物だ。
渚「どうしてって、女の勘よ!」
……さいですか。
そんなこんなしているうちに料理が運ばれてきた。
安室「お待たせ致しました、ハムサンドとナポリタンでございます。」
念願のハムサンドを前にわたしは感動で体を震わせていた。(あとこれでもかというほど写真を撮った。)
『────!美味しいっ…!』
衝撃の美味しさだった。安室さんのハムサンドは美味しいと聞いていたが、ここまでとは思わなかった。
美味しいランチを堪能し、渚と雑談していると
Prprprprprpr────
渚「あ、私の携帯だ!────もしもし?」
渚「────分かりました!直ぐ行きます!…ごめんしずく!バイト先から電話来て、人手が足りないから直ぐ来て欲しいって言われたから行かなきゃいけないんだ!」
『おけ!行ってきな〜!』
渚「ごめんね、ありがとう!あ、これランチ代ね!払っといて!」
『りょーかい!』