第7章 探偵たちの夜想曲Ⅱ
prprprprprpr__(視点戻ります)
蘭「あ、あれまた電話…もしもs」
世良「何で途中で電話切ったんだ!?ぼくのこと嫌いなのか?」
蘭≪≪≪≪≪世良
蘭「世良さん!?ごめんね今色々大変なことになってて────」
世良「なるほど……探偵事務所で拉致られていたのは樫塚圭って女で、その女を自宅まで送り届けたけど、そこでスーツケースに入った遺体を見つけ、気づいたらその女がコナンくんを連れ去り、警察に言えば命はないとメールで送られてきたんだな」
蘭「うん…もう何が何だか分からなくて…」
世良「まぁその男の所持品や現場の状況が君の言う通りだとすれば……もう彼には検討がついてると思うけどね…」
蘭「彼って?」
世良「とにかく、僕もそっちに向かうよ!」
蘭「え!世良さんも来るの!?」
世良「ああ、君の言う小五郎さんの弟子っていう奴にも会ってみたいしね…」
蘭ちゃんが電話を終えると、部屋を調べていただろう安室さんが戻ってきた。
安室「それにしても妙ですよこの部屋…下駄箱にもクローゼットにも洗濯機の中も全て男物でした。」
小五郎「だったら、この部屋に住んでいたのは圭さんの亡くなったお兄さんていうことか?」