第6章 探偵たちの夜想曲Ⅰ
安室「家に帰るなら僕が送りましょうか?近くに停めてありますし、もしかしたらあの男の仲間が貴方の家の傍で待ち伏せしているかもしれないですしね…。」
ということで安室さんの車で送ってもらうことに。運転席に安室さん、助手席に樫塚さん、運転席におっちゃん、蘭ちゃん、わたし、そして蘭ちゃんの膝上にコナンくんがいるものだからかなり狭い。
小五郎「ったく何で蘭とコナンまで乗ってるんだよ!狭いじゃないか!」
蘭「お父さんこそ何で乗ってるのよ!」
小五郎「お、俺はただ圭さんが心配で…」
あぁ狭いのは原作にいない自分のせいだな…申し訳ないな…
『あ、あのわたしが居たら邪魔ですよね?やっぱり歩いて帰りますよ?』
安室「いえ、松原さんは邪魔ではありませんよ!しかも夜道を歩いて帰らせるなんて危ないですしね」
と王子スマイルで言われてしまった。どうやらもうこの事件から逃れることは無理なようだ。
『あ、ありがとうございます…』
そうこうしているうちに、樫塚さんのマンションに着いた。
樫塚「送って下さりありがとうございました。もう家の前に着いたんで大丈夫ですよ?」
やはり家の中には誰も入れたくないみたいだ。